「介護福祉士に合格したら、いつまでに登録料を支払えばいいの?」
「介護福祉士の新規登録手続きは、どのような手順で進めたらいいの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
この記事では、介護福祉士試験の合格後に必要な登録申請について解説します。
最後まで読むことで、提出書類や費用など登録申請に必要なものや、手続きの流れを学べるでしょう。
また、登録証の不達や紛失・汚損時の対処法も紹介しているので、困ったときは参考にしてみてください。
介護福祉士試験の合格発表は例年3月に行われます。
試験は「筆記試験」「実技試験」があり、筆記試験だけ受験する場合と両方受験する場合のスケジュールは以下の通りです。
〇筆記試験と実技試験を受ける場合
例年1月下旬に筆記試験が実施され、合格すると2月中旬に実技試験の受験票が届きます。
3月上旬に実技試験を受験して、3月下旬に合格発表があります。
〇筆記試験だけの場合
実技試験が免除の場合、筆記試験が例年1月下旬に実施され、3月下旬に合格発表があります。
介護福祉士試験の合否確認ができるのは、以下の2箇所です。
厚生労働省および公益財団法人社会福祉振興・試験センター
公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページ
社会福祉振興・試験センターのホームページなら、「受験番号」があればその場で合否確認ができるので便利です。
結果通知書類は、合格発表の当日に東京で投函されるので、2〜3日で到着するでしょう。
介護福祉士の登録手続きや、登録費用についてご紹介します。
1. 提出書類の準備
合格通知には登録申請書と登録の手引きが同封されています。登録の手引きを参考に、登録申請に必要な書類をそろえてください。
2. 簡易書留で送付
必要書類を封筒に入れ、簡易書留で社会福祉振興・試験センターへ郵送してください。
3. 審査・受理・登録
書類は社会福祉振興・試験センターで審査され、不備がなければ受理され、介護福祉士の登録簿に登録されます。
4. 登録証の交付
不備などがなければ、申請から1ヶ月ほどで登録証が交付されます。
登録証は郵送(レターパックプラス)で届きます。不在で受け取れなかった場合は、不在通知などから再配達を依頼しましょう。保管期間内に受け取らないと試験センターへ返送されてしまうので注意が必要です。
介護福祉士資格の新規登録には「登録免許税」と「登録手数料」の費用がかかります。
登録免許税は9000円(収入印紙)です。
郵便局などで9000円分の収入印紙を購入のうえ、登録申請書の所定欄に貼りつけて提出してください。
登録手数料は3320円です。
登録手数料は、試験センター所定の払込用紙を使用して、ゆうちょ銀行またはその他の金融機関の窓口で払い込み、日附印のある「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本を、貼付用紙に貼付してください。
介護福祉士の登録申請や、登録料の支払いに有効期限は定められていません。
しかし、登録証が発行されないと介護福祉士として働けないため、できるだけ早めに手続きをおこないましょう。
介護福祉士に新規登録する際の提出書類について解説します。
介護福祉士の新規登録には、以下の提出書類が必要です。
・ 登録申請書
・ 登録免許税「収入印紙」の原本
・ 登録手数料「振替払込受付証明書」
・ 貼付用紙
・ 本人確認書類
外国国籍の人や介護福祉士養成施設卒業者の人は、別途書類が必要になります。
詳細は「介護福祉士資格の新規登録に必要な提出書類」にて解説しているので、事前に確認しておきましょう。
介護福祉士の登録証・資格証の交付期間についてご紹介します。
介護福祉士の登録証・資格証が交付されるのにおよそ1ヶ月かかります。
申請時に提出した書類に不備があった場合は、不備が解消されてからの交付になるため、さらに時間がかかります。
滞りなく登録申請が受理されるよう、必要書類の不足や記入漏れには十分注意してください。
介護福祉士の登録申請から1ヶ月以上経過しても、登録証・資格証が手元に届かない場合は、試験センターへ問い合わせてみてください。
問い合わせの際は、書類を送付したときの簡易書留郵便物受領書を用意しておくと、確認がスムーズです。
介護福祉士資格の登録更新の手続きと、登録料について解説します。
合格通知に同封されている「登録事項変更届出書」に必要事項を記入し、下記の提出書類とともに社会福祉振興・試験センターへ簡易書留で送付してください。
尚、「登録事項変更届出書」を紛失した場合は、社会福祉振興・試験センターのホームページからダウンロードできます。
『登録事項変更届出書(介護福祉士)- 社会福祉振興・試験センター』
登録事項変更手数料として1200円がかかります。
試験センター所定の払込用紙を使用して、ゆうちょ銀行またはその他の金融機関の窓口で払い込み、日附印のある「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本を、貼付用紙に貼付してください。
以下に、登録申請の際に必要な書類を一覧でまとめました。
介護福祉士の登録料に関するよくある質問に回答します。
・介護福祉士の登録証に携帯用サイズはある?
・介護福祉士の登録料は毎年払うの?
・介護福祉士の登録申請書を紛失した!ダウンロードできる?
・介護福祉士に登録する際の身分証明書は免許証でもいい?
・介護福祉士登録証は再発行できる?
・介護福祉士の登録料は社会福祉士よりも高い?
・介護福祉士の資格登録有効期限とは?
介護福祉士の登録証に携帯用のサイズはありません。
初任者研修やホームヘルパー2級の資格証には、通常サイズ(A4・B5)と携帯用のサイズがあります。
介護福祉士の登録料の支払いは、原則新規登録時の1回のみです。
ただし、氏名や本籍地の都道府県名(外国の国籍の場合はその国籍)が変更となった場合は、登録更新手続きによる手数料(1,200円)が必要です。
介護福祉士の登録申請書を紛失・汚損した場合は、以下のURLから「登録証再交付申請書」をダウンロードできます。
社会福祉振興・試験センター|登録証汚損・紛失による再交付手続き
介護福祉士の登録に必要な本人確認書類は、以下のいずれか1点と定められており、運転免許証は認められていません。
・ 戸籍の個人事項証明書の原本
・ 戸籍抄本の原本
・ 本籍地を記載した住民票の原本
介護福祉士登録証の再発行は可能です。
再発行の詳細は「介護福祉士資格の再交付について」をご覧ください。
登録料は、介護福祉士よりも社会福祉士のほうが高額です。
各資格の登録にかかる費用は、以下の表を参考にしてください。
介護福祉士 | 社会福祉士 | |
---|---|---|
登録免許税 『収入印紙』の原本 |
9,000円 | 15,000円 |
登録手数料 | 3,320円 | 4,050円 |
ここでの資格登録有効期限とは、平成29年4月1日から令和9年3月31日までに養成施設を卒業した人が、国家試験に合格しなくても介護福祉士になれる期間のことです。
養成施設卒業年度の翌年度から5年間は、介護福祉士として働けます。
介護福祉士の登録申請から登録証・資格証が交付されるまでに約1ヶ月かかります。
国家試験にただ合格するだけでは介護福祉士として働けないため、就職に活かす場合は早めに登録手続きをおこないましょう。
また、介護の資格最短netでは介護福祉士をはじめ、各種資格取得に役立つ講座情報を紹介しています。
無料で資料請求もできるため、興味のある資格講座を見つけたらぜひご活用ください。
\近所のスクール・講座をみてみる/
介護福祉士の講座を資料請求(無料)BrushUP学びはスクールや学校、講座の総合情報サイト。
最安・最短講座や開講日程、分割払いなどをエリアごとに比較して無料でまとめて資料請求できます。
まずは近くのスクールをチェックしてみてくださいね♪
平日なら電話での請求も可能です。
\近所のスクール・講座をみてみる/
介護福祉士の講座を資料請求(無料)\最短1分!いろいろなスクールを比較できます/
介護福祉士の講座資料を請求(無料)