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介護福祉士とヘルパーの大きな違いは資格にあります。ヘルパーは、高齢者や障害者に対して介護を提供する人のことを言います。資格の有無は関係なく、介護職員やヘルパーさんなどと呼ばれます。
一方で、介護福祉士は社会福祉専門職の介護に関する国家資格の名称であり、資格取得者のことも指します。
ヘルパーは特定の資格がなくてもなることができます。ただし、要介護者の自宅を訪問して身体介護を行うホームヘルパー(訪問介護員)になるには、厚生労働省による「介護職員初任者研修」や「実務者研修」に参加し、認定を受けなくてはいけません。介護福祉士を受験する際は、実務経験が3年以上必要ですが、介護職員初任者研修は誰でも受けることが可能です。
ヘルパーから介護福祉士になるにはまず、初任者研修を取得しましょう。
それに対して介護福祉士は、実務経験と国家資格があるヘルパーよりも技術や知識があると見なされるため、現場の責任者として、他のスタッフに指示や指導を行うことがあります。
介護福祉士資格取得者は、正社員として事業所や施設から雇用され、ヘルパーの方はパート社員であることが多いです。また介護福祉士とヘルパーが同じ仕事を行ったとしても、介護福祉士資格を持っている場合、資格手当がつくケースもあり、給与の差となります。
また、介護福祉士の方が資格取得の面でも困難である点も考慮され、さまざまな面でヘルパーよりも介護福祉士 資格取得者のほうが優遇されているのが現状です。
勤務先や場所によっても変わってきますが、東京の正社員ヘルパーの求人情報では月収18万円〜24万円程のケースが多く見られます。税金等が引かれると、手取り金額は16万円〜18万円程になります。
しかし、介護福祉士を保有する人の平均月給は 329,250円です(参考:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要|厚生労働省) 手取りにすると約23万〜約27万円になると考えられるため、介護福祉士とヘルパーの給料の差は大きいことがわかります。
介護士とは、介護施設のスタッフやホームヘルパーなど介護の仕事に従事している方の総称です。「介護士」という資格があるわけではなく、介護の仕事に従事している方であれば誰でも名乗ることができます。
介護士は他にも介護職員や介護スタッフ、ヘルパーさんなどと呼ばれることもあります。
介護福祉士は、介護士の中でも「介護福祉士」の資格を所持している方を指します。
介護福祉士は介護分野における唯一の国家資格であり、「介護福祉士国家試験」に合格し資格を取得しないと名乗ることができません。
介護の仕事は無資格からでも始められます。しかし、食事や排泄の介助などの「身体介護」は「介護職員初任者研修」の資格がないとできません。
現在、介護業界でキャリアアップを図る方は「介護職員初任者研修」「実務者研修」を経て「介護福祉士」を目指すのが一般的です。上の資格を取るほど、携われる業務の幅も広がります。
介護福祉士になると現場での実務に加えて、現場を束ねるリーダーや責任者を任されるチャンスも増えます。
同じ職場であっても、持っている資格によって給与や待遇が違ってくる場合が多くあります。
多くの施設・事業所では「資格手当」を支給しており、資格を持っていることで給与がアップします。また、介護福祉士の資格を持っている方はリーダーや責任者を任されることもあるので、その分の「役職手当」が加算されると、より一層給与アップが見込めます。
無資格の方と介護福祉士の資格保有者とでは、一月の給与に5万円ほど差が生じるケースもあります。
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ホームヘルパー2級(訪問介護員養成研修2級)は「認定資格」であるのに対して、介護福祉士は「国家資格」で、資格種類の違いがあります。なお、ヘルパー2級課程は平成24年3月末で廃止され、現在は「介護職員初任者研修」に名称変更されています。
ホームヘルパー2級(訪問介護員養成研修2級)と介護福祉士で資格の違いはどのようなことがあるのでしょうか。具体的に紹介していきます。
介護事業所(施設)によって資格手当が上乗せされることもあります。
ヘルパー2級(介護職員初任者研修)の場合は資格手当がつくことは少ないようですが、介護福祉士の場合、資格手当として3,000円から中には10,000円程度つくケースもあるようです。
また、所持資格による仕事領域の違いから、介護事業所(施設)側としての見る目も変わってきます。
資格名 | 取得までの流れ | 最短取得期間 |
---|---|---|
ホームヘルパー2級 (介護職員初任者研修) |
各都道府県指定の養成機関が開講している講座受講が必要 | 60日 |
介護福祉士 | 3つの取得ルートのいずれかが必要 ・介護福祉士 実務経験ルート ・介護福祉士 福祉系高校ルート ・介護福祉士 養成施設ルート |
※取得ルートにより異なる |
ホームヘルパー2級(介護職員初任者研修):
通常取得するまで3,4ヶ月程度かかりますが、スクールで開講されている短期集中コースなどを受講することで、最短1ヶ月で取得することが可能です。
ホームヘルパー2級(介護職員初任者研修)について詳しく知りたい方は介護職員初任者研修 最短1ヶ月で資格取得!をご覧下さい。無料で資料請求もできます。
介護福祉士 資格取得:
現在の所持資格、実務経験、卒業学校の種類などによって取得するまでの道のり、受験するための準備も異なってきます。
介護福祉士になるための事例について、こちらにまとめてありますので、参考にしてみてください。
社会福祉士と介護福祉士は資格の種類を指し、同じ「国家資格」ですが、仕事内容や勤務先で大きな違いがあります。
仕事内容においては、社会福祉士は高齢者や障害者だけでなく、子どもや低所得者など幅広い方を対象に、身体的、精神的、その他環境などにより支障がある方の相談や助言、指導などの援助を行います。
一方で、介護福祉士は介護が必要なお年寄りや障害のある高齢者への食事や入浴、排泄、歩行など直接的に介助を行います。この点が大きく違います。
また、社会福祉士の場合には、老人ホームや障がい者施設などの施設だけでなく、地域の福祉サービスや医療機関など勤務先での違いがあります。
そのため、学ぶ知識にも違いがあり、社会福祉士では福祉関係全般の幅広い知識(福祉関係の法律や制度、カウンセリングを行うための心理学など)についても学ぶ必要があります。
社会福祉士は、どんな方にも広くその扉は開かれていることが魅力のひとつですが、介護福祉士よりも合格率は低く、難易度も高い資格となっています。
まずは介護現場に飛び込んでみたいという方であれば、介護福祉士を取得されても良いかもしれません。
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介護福祉士の講座を資料請求(無料)ケアワーカーと介護福祉士は、基本的には違います。
ケアワーカー=介護職員と定義している現場がほとんどだと思いますが、「ケアワーカー」は、「ケア」+「ワーカー」と分解でき、「介護」の「労働者」という意味では、介護従事者すべてに該当する単語とも解釈が可能です。
実際に一部の介護施設では、無資格者、初任者研修修了者、介護福祉士などに関係なく、介護職員すべてを「ケアワーカー」と呼ぶこともあります。
また、介護福祉士の資格をとっただけで、介護業務に従事していない場合、ケアワーカーとはみなされません。
あと単語は似ていますが、「メディカルケアワーカー」とは看護助手のことを指します。
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ケアマネ(ケアマネジャー)は介護福祉士と違って、国家資格ではなく公的資格です。
介護福祉士とケアマネの決定的な違いは、介護福祉士は介護を必要としている高齢者に第一線で直接関わり、食事・入浴・排泄等の日常生活上の介助を行うのに対して、ケアマネは介護が必要な高齢者が、適切なサービスを利用できるように、ケアプランを作成したり、調整を行うことが仕事です。
つまり、介護について、介護福祉士より、より多くの知識を必要とされるのがケアマネということになります。
仕事内容こそ違いはあるものの、ケアマネと介護福祉士は仕事上ではとても近い関係にあります。
高齢者、またその家族との面談や相談はケアマネジャーの仕事ですが、時に介護福祉士もそういった役割を任される場合もあります。
そのような時はケアマネジャーに報告しなければなりません。介護のマネジメントをしているのはケアマネなので、介護福祉士は介護プランを勝手に変えたりはできないので注意しましょう。
職場では、ケアマネは介護福祉士の上司であることも多く介護福祉士にとって良き相談相手でもあるようです。
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介護福祉士の講座を資料請求(無料)介護に関する資格はほかにもたくさんあります。
興味のある方は『介護資格の種類と職業』のページに掲載しておりますので、ご覧ください。
介護福祉士についてもっと詳しく知りたい方のために、目的別に記事を紹介します。
目的 | 関連記事 |
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介護福祉士の講座を資料請求(無料) 静岡県西伊豆生まれ。
●合同会社福祉クリエーションジャパン 代表
●介護施設 現場支援コンサルタント
●一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会 公認講師
●介護情報誌「TOWN介護Tokyo」 編集長
●NPO 16歳の仕事塾 社会人講師
●株式会社 是眞 編集長
【保有資格】
●介護福祉士
●ホームヘルパー1級・2級
●レクリエーション介護士1級・2級
●社会福祉主事任用資格
●福祉用具専門相談員
●介護予防運動指導員
●音楽健康福祉士
●音楽レクリエーション指導士3級
●防火管理者
●大型自動車1種免許
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