社会人から介護福祉士になるには

社会人から介護福祉士になるにはどうすれば良いか？本記事では下記項目について解説します。

介護職に転職か、夜間スクール

介護業界に全く関係ない仕事をしている社会人からでも介護福祉士になることができます。とはいえ、国家試験である介護福祉士試験を受ける必要があり、受験資格に「介護等の業務」に3年間従事することが含まれていますので、すぐには取得できません。また、実務者研修の受講修了も必要となります。
実務者研修について詳しく知りたい方は介護福祉士試験に必須！＆サービス提供責任者になれる実務者研修をご覧下さい。無料で資料請求もできます。

ここでいう「社会人から」とは、介護事業所以外の職場で勤務をしていることを指します。介護関連のお仕事をしている方は、「ホームヘルパーから介護福祉士になるには」「働きながら介護福祉士になるには」のページをご覧ください。

社会人が介護福祉士の国家資格を取得する方法としては、主に2パターンあります。一つは、介護職に転職して実務経験を積みながら国家試験の受験を目指す方法、2つ目は、現在の仕事を続けながら夜間スクールなどに通い介護福祉士養成施設を卒業する方法です。

実務経験を積みながらステップアップ

介護福祉士を目指すということは、介護業界にいずれ転職したいという考えがあるのではないでしょうか。それであれば、取得前に転職して実務経験を積むのも一つの方法としてありかなと思います。介護福祉士の資格を持っていなくても介護のお仕事はできるのです。

別業界からいきなり何の知識もなく介護業界に飛び込むのはちょっと気が引けるという方は、介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー2級）の受講をおすすめします。初任者研修は最短1か月で取得できるうえに、開講スクールや日程が豊富なので、社会人の方でも比較的簡単に修了することができます。求人の幅も広がるので一石二鳥です。

初任者研修について詳しく知りたい方は介護職員初任者研修 最短1ヶ月で資格取得をご覧下さい。無料で資料請求もできます。

養成施設に働きながら通う

養成施設ルートは、実務経験を求められず国家試験に合格することで資格取得できるので、介護業界で働いていない社会人でも取得が可能です。最短で1年、介護福祉関連の学校をでていなくても普通科の高校を卒業していれば2年で取得できますが、働きながら通う場合は、平日夜間や土日など通える日数が限られますので、通常よりも時間がかかることになります。たとえば夜間3年制の専門学校などがあります。

>> 介護福祉士養成施設のスクール一覧（一括資料請求可能）

※介護福祉士国家試験の受験義務化により、養成施設で2017年度以降の卒業生は国家試験があるのでご注意ください。（2026年度の卒業生までは、経過措置あり。）

2009年（平成21年）以降の福祉系高校入学者なら筆記試験のみ！

2009年（平成21年）以降に福祉系高校へ入学して卒業したが別業界に就職したという方は、すでに受験資格を満たしています。新たに養成施設などに通う必要もなく、毎年1月の試験に合格すれば介護福祉士になることができます。筆記試験の突破がポイントなので、通信講座やスクールの受講も検討しましょう。
※2008年（平成20年）以前に入学された方は、実技試験もあり。ただし「介護技術講習」を受講されている方は実技試験が免除。
詳しくは「福祉系高校ルートで資格取得するには」をご参考ください。

介護福祉士について詳しく知りたい方はキャリアアップで自分らしく働ける介護福祉士になろう！をご覧下さい。無料で資料請求もできます。

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監修者について

藤井  寿和 Hisakazu Fujii

静岡県西伊豆生まれ。
●合同会社福祉クリエーションジャパン 代表
●介護施設 現場支援コンサルタント
●一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会  公認講師
●介護情報誌「TOWN介護Tokyo」  編集長
●NPO 16歳の仕事塾  社会人講師
●株式会社 是眞  編集長

【保有資格】
●介護福祉士
●ホームヘルパー1級・2級
●レクリエーション介護士1級・2級
●社会福祉主事任用資格
●福祉用具専門相談員
●介護予防運動指導員
●音楽健康福祉士
●音楽レクリエーション指導士3級
●防火管理者
●大型自動車1種免許

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