2023年の岩手県の登録販売者試験は、2023年8月30日(水)に実施される予定です。
試験概要のほか、過去に実施された岩手県登録販売者試験の受験者数や合格率などもまとめましたので、ご参考ください。
※試験情報・要綱・願書の入手に関しましては、最新の情報は必ず公式HPをご確認くださいませ。
2023年の岩手県の登録販売者試験は、2023年8月30日(水)に実施される予定です。
2023年の医薬品登録販売者試験の日程や会場、願書〆切をまとめてみました。また、受験料や合格発表日も参考にしてみてください。
※要件が変更される場合もございます。試験情報・要綱に関しましての最新の情報は、必ず各自治体・各主催団体の公式HPをご確認ください。
岩手県 医薬品登録販売者試験
試験日程 | 2023年8月30日(水) 【試験時間帯】 10:30〜15:55まで |
---|---|
試験会場 | 岩手産業文化センター(アピオ): 岩手県滝沢市砂込389番20 |
受験申し込み期間 (願書〆切) |
2023年6月14日(水)〜年6月27日(火) 消印有効 |
受験料 | 17,600円(相当額の岩手県収入証紙を願書に貼付) 【購入場所】 ・岩手県内の市役所、(一社)岩手県交通安全協会他 ※詳細は、『岩手県収入証紙販売所一覧』で確認してみてください。 |
合格発表 | 2023年10月3日(火)
9時 ●掲載場所 ・岩手県庁前の掲示板 ・岩手県公式ホームページ ※岩手県公式ホームページへの掲示は14:30頃の予定。 合格者には、健康国保課から合格通知書が送付されます。 |
管轄 | 保健福祉部 健康国保課 薬務担当 |
岩手県 登録販売者試験を受験するには、願書・受験料・写真など受験申し込みに必要なものを揃える必要があります。必要なものは以下となります。
●登録販売者試験願書
●写真(上半身)
●受験料(17,600円相当額の岩手県収入証紙)
●送付用封筒(A4サイズ)
※要件が変更される場合もございます。詳細は岩手県庁HPをご覧ください。
岩手県登録販売者試験の願書を手に入れる方法は、
1、県内の配布場所にて直接受け取る
2、岩手県ホームページから書類をダウンロードする
の2パターンです。
書店などで手に入れることはできませんので、注意しましょう。
1、県内の配布場所にて直接受け取る
岩手県の保健所(盛岡市保健所を除く)で配布。
2、岩手県ホームページから書類をダウンロードする
岩手県ホームページより「受験願書」「写真票」など全てのファイルをダウンロードすることができます。
※要件が変更される場合もございます。最新の情報は各自治体の公式HPをご確認くださいませ。
2021年8月に実施された岩手県登録販売者試験の受験者数、合格者数、合格率が公表されています。受験者、合格者、合格率を過去5回分(2017年〜2021年)を一覧にまとめてみました。
岩手県医薬品登録販売者試験データ
試験実施日 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2021年8月25日(水) | 954人 | 394人 | 41.3% |
2020年8月26日(水) | 691人 | 346人 | 50.1% |
2019年8月28日(水) | 603人 | 343人 | 56.9% |
2018年8月29日(水) | 589人 | 298人 | 50.6% |
2017年8月30日(水) | 540人 | 310人 | 57.4% |
岩手県で実施されている登録販売者試験の受験者数は年々増加傾向にあり、今年も263人増加して954人が受験しました。
しかし、合格率は3年で減少傾向にあり、今年の合格率は41.3%でした。
登録販売者試験は合格ライン(合格基準)が『総合得点70%以上で、かつ各科目40%以上得点』と決まっています。そのため、合格率はあまり気にせず合格ラインをクリアできるよう試験に向けた準備をするとよいでしょう。
◎2021年実施試験の合格基準
合格基準点:84点
総合得点70%以上で、かつ各科目40%以上得点
※全120問(1問1点)
◎各章ごとの基準点:
・第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識
8点以上 / 20点
・第2章 人体の働きと医薬品
8点以上 /
20点
・第3章 主な医薬品とその作用
16点以上 / 40点
・第4章 薬事関係法規・制度
8点以上 / 20点
・第5章
医薬品の適正使用・安全対策
8点以上 / 20点
登録販売者試験の難易度と合格ラインについて、以下ページでも詳しく紹介しています。これから受験される方は参考にしてみてください。
せっかく登録販売者試験を受けるのであれば、一発で合格したいものですよね。過去問題集などを使って独学で登録販売者資格試験の合格を目指すことも十分可能だと思います。ただし、より確実に合格を目指したい方にはスクールが開講している試験対策講座の受講をおすすめします。独学で勉強するよりもコスト面で負担はかかりますが、計画的に学習できる、分からなくなった際にも質問や疑問を気軽に相談できるといったメリットがありますよ。
以下でおすすめ試験対策講座と受講料をまとめました。
【通信】登録販売者講座開講スクールと受講料
資格のキャリカレ
資料請求38,500円
ヒューマンアカデミー(通信講座)
資料請求37,000円
三幸医療カレッジ
資料請求35,200円
スクールの試験対策講座を受講する場合には、ご自身に合ったスクール選びをするためにも、複数スクールを資料請求して比較検討するとよいでしょう。一発合格を目指して頑張ってください。
登録販売者試験対策講師の石川 達也先生に、岩手県(東北ブロック)で出題される試験の傾向と対策のアドバイスについてコメントをいただきました!
石川先生の詳細プロフィールはページ下部「監修者について」をご覧ください。
毎年、全国的には難易度は比較的低めの傾向ですが、今年の岩手県の試験は一部難問もあり、難易度の上昇を感じました。ただし、難しい箇所にとらわれることなく、基本的な内容をしっかり押さえておけば合格は十分可能です。
例年通り、易しい問題が多く、バランスの良い出題となっています。下記の点には気を付けましょう。
◆ここ2年においてはプラセボ効果に関する出題はありませんが、全国的には出題されていますので勉強しておきましょう。
◆「薬害問題」の出題は4問と例年通りのため、しっかりとした対策が必要となります。
例年と同じく、易しい問題が多くなっています。下記の点には気を付けましょう。
◆「人体の構造と働き」は、20問中11問あり、例年通りの対策が必要です。
◆消化器系に関する出題はほとんどありませんでした(胆嚢・肝臓のみ)。
◆「薬の働く仕組み」は今年は1問と、例年より少なく出題されています。
◆「症状からみた主な副作用」については7問となり、特に「全身に現れる副作用」「肝機能障害」「呼吸器系に現れる副作用」「消化器系に現れる副作用」「皮膚に現れる副作用」については高頻度で出題があるため、しっかりとした勉強が必要です。
例年通り、全範囲がバランスよく出題されていました。下記の点には特に注意が必要です。
◆「生薬・漢方薬」は8問と、他の地域と比べるとまだ少ない方ですが、例年より増加傾向にあります。
◆「胃腸薬」については6問あり、出題は増加傾向です。
◆「アレルギー用薬・鼻に用いる薬・眼科用薬」に関する問題は例年4、5問程度ですが、今年は「眼科用薬」が3問も出題されました。
◆「衛生害虫の特徴」に関する出題があり、難易度が高かったように感じました。
例年通り、基本的な出題が多いですが、文章をしっかりと読み進めないと引っ掛かってしまうこともあるため、注意が必要です。特に下記の点には気を付けましょう。
◆「特定販売」については薬局製造医薬品についての詳しい理解が必要です。
◆「濫用のおそれがある医薬品」は多くの地域で出題頻度が高くなっていて、今回は詳しく勉強していないと正解を導き出すことは困難でした。
例年と比べて難易度が上がりました。全国的にも難易度は上昇傾向のため、しっかりと対策を立てておきましょう。特に下記の点には注意が必要です。
◆「使用上の注意(成分)」についての出題が6問あり、全国的には標準ですが東北ブロックでは昨年より出題数が増えました。例えば、「抗コリン成分は眠気を生じる」と学習しますが、「ピレンゼピンは例外として眠気を生じない」など難問もありました。
◆「医薬品の副作用報告」は毎年出題され、特に「製薬企業からの報告」については難易度が高いため、対策が必要です。
◆
「医薬品副作用被害救済制度」についての問題は例年3問程で、他の地域より出題数が多くなっています。
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埼玉県生まれ。
日本統合医療学園 教務部長
東京医療秘書福祉専門学校 講師
大宮医療秘書専門学校 講師
日本ウェルネス保育専門学校 講師
三幸医療カレッジ 講師
保有資格
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