2024年(令和6年)の北海道の登録販売者試験は、2024年8月28日(水)に実施されました。
試験概要のほか、過去に実施された北海道登録販売者試験の受験者数や合格率などもまとめましたので、ご参考ください。
※試験情報・要綱・願書の入手に関しましては、最新の情報は必ず公式ホームページをご確認くださいませ。
※2025年の試験情報は未定のため、2024年の情報をご参考ください。確定次第、随時更新します。※
2024年の北海道の登録販売者試験は、2024年8月28日(水)に実施されました。
2024年の登録販売者試験の日程や会場、願書〆切をまとめてみました。
また、受験料や合格発表日も参考にしてみてください。
※要件が変更される場合もございます。試験情報・要綱に関しましての最新の情報は、必ず各自治体・各主催団体の公式ホームページをご確認ください。
【北海道】医薬品登録販売者試験概要
試験日程 | 2024年8月28日(水) 【試験時間帯】 10:30〜15:55まで |
---|---|
試験会場 | 札幌市、旭川市、函館市、釧路市 |
受験申し込み期間 (願書〆切) |
2024年6月4日(火)〜 6月25日(火)まで |
受験料 | 北海道収入証紙(18,200円分) |
合格発表 | 2024年10月1日(火) |
管轄 | 北海道保健福祉部地域医療推進局医務薬務課 |
北海道 登録販売者試験を受験するには、願書・受験料・写真など受験申し込みに必要なものを揃える必要があります。必要なものは以下となります。
●登録販売者試験受験申請書
●写真(上半身)
●受験料(18,200円分の北海道収入証紙)
※北海道収入証紙を入手困難な方は、普通為替(無記名のもの)によることでも差し支えなし。
●入力通知書
●送付用封筒(A4サイズ)
※要件が変更される場合もございます、詳細は北海道庁の公式ホームページをご覧ください。
北海道登録販売者試験の願書を手に入れる方法は、
1.ホームページからダウンロード
2.郵送で取り寄せる
の2パターンです。
書店や窓口などで手に入れることはできませんので、注意しましょう。
1、ホームページからダウンロード
詳しくは、北海道庁のホームページをご確認ください。
2、郵送で取り寄せる
必要部数を記載したメモ及び所要額(1部であれば120円)の切手を貼付した角2サイズの返信用封筒を同封のうえ、各保健所(保健所支所)または北海道保健福祉部地域医療推進局医務薬務課に請求してください。
※封筒の表には朱書きで「登録販売者試験受験願書送付希望」と記載
※要件が変更される場合もございます。最新の情報は各自治体の公式ホームページをご確認くださいませ。
2024年に実施された北海道登録販売者試験の受験者数、合格者数、合格率が公表されています。
受験者、合格者、合格率の過去8回分(2017年〜2024年)を一覧にまとめてみました。
【北海道】医薬品登録販売者試験データ
試験実施日 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2024年8月28日(水) | 1,553人 | 967人 | 62.3% |
2023年8月30日(水) | 1,595人 | 817人 | 51.2% |
2022年8月31日(水) | 2,005人 | 1,043人 | 42.4% |
2021年8月25日(日) | 2,236人 | 948人 | 52.0% |
2020年12月13日(日) | 1,815人 | 861人 | 47.4% |
2019年8月28日(水) | 2,085人 | 1,340人 | 64.3% |
2018年8月19日(水) | 1,937人 | 1,136人 | 58.6% |
2017年8月30日(水) | 2,032人 | 1,268人 | 62.4% |
※北海道公式ホームページの試験実施結果を参照
前回よりも受験者数は約40人減少し、合格率は11.1%上がる結果となりました。
登録販売者試験はふるいにかけられる試験ではなく、合格ライン(合格基準)が『総合得点70%以上で、かつ各科目40%以上得点』と決まっています。
合格率はあまり気にせず、合格ラインをクリアできるよう試験に向けた準備をするとよいでしょう。
◎合格基準
合格基準点:84点
総合得点70%以上で、かつ各科目40%以上得点
※全120問(1問1点)
◎各章ごとの基準点:
・第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識
8点以上 / 20点
・第2章 人体の働きと医薬品
8点以上 / 20点
・第3章 主な医薬品とその作用
16点以上 / 40点
・第4章 薬事関係法規・制度
8点以上 / 20点
・第5章 医薬品の適正使用・安全対策
8点以上 / 20点
登録販売者試験の難易度と合格ラインについて、『登録販売者試験の難易度と合格率、合格ラインや合格基準点も紹介』ページでも詳しく紹介しています。
これから受験される方は参考にしてみてください。
登録販売者試験対策として、過去問題集などを使いながら独学で登録販売者資格試験の合格を目指す方法があります。
しかし、より確実に合格を目指したい方には、スクールが開講している試験対策講座の受講をおすすめします。
独学で進めるよりもコスト面での負担はありますが、計画的な学習スケジュールに沿って学習できる点、分からなくなった際に質問や疑問を気軽に相談できる点はメリットだと思います。
以下に、おすすめスクールの講座と受講料をまとめました。
【通信】登録販売者講座開講スクールと受講料
資格のキャリカレ
資料請求58,800円
★割引価格
ヒューマンアカデミー/通信講座
資料請求44,800円
三幸医療カレッジ
35,200円
【通学】登録販売者講座開講スクールと受講料
三幸医療カレッジ
71,280円
※開講していない時期もありますので、最新スケジュールは資料請求して確認しましょう。
スクールの試験対策講座を受講する場合には、ご自身に合ったスクール選びをするためにも、複数スクールを資料請求して比較検討するとよいでしょう。下記ボタンから無料で一括取得できます。一発合格を目指して頑張ってください。
登録販売者試験対策講師の石川 達也先生に、北海道で出題される試験の傾向と対策のアドバイスについてコメントをいただきました!(※2021年度試験参照)
石川先生の詳細プロフィールはページ下部「監修者について」をご覧ください。
例年東北ブロックと同一の試験ですが、コロナ禍のため試験の延期が行われました。その関係で今回は九州・沖縄ブロックと同一の試験となり、対策を立てるのが非常に困難な年になりました。
また、九州・沖縄ブロックは東北ブロックよりも難易度が高いため、合格率も例年より低くなりました。
次年度はどのような開催となるか未定のため、試験日が重なる地域の過去問を解いて対策を立てることをお勧めいたします。
以下、例年の東北ブロックと今年度の試験を比べて傾向を解説致します。
難易度は易しいですが、苦手な所を作らずに確実に得点を取りましょう。特に下記の点に気を付けましょう。
◆「リスク区分」に関する出題が今回は3問とほかの地域と比べ多いです。(例年は1・2問程)
◆「小児・高齢者・妊婦」に関する内容は頻出です。
◆「訴訟問題」は今回は1問と異例です。ほかの地域では平均4問は出題される内容のためしっかりと学習しましょう。(例年は4問)
出題の難易度は標準です。特に下記の点に気を付けましょう。
◆「人体の構造と働き」についての出題数がほかの地域と同等です。(例年11問)
◆「消化器系」は、2問とほかの地域と比べても少ないです。(例年2・3問)
◆「薬が働く仕組み」は1・2問あります。(例年通り)
◆「剤型」については1問あります。(例年通り)
◆「副作用」については7問ありました。(例年6・7問)
特に「全身に現れる副作用」「肝機能障害」「呼吸器系に現れる副作用」「消化器系に現れる副作用」「皮膚に現れる副作用」については高頻度で出題があるためしっかりと勉強が必要です。
例年通り全範囲を満遍なく出題しており、比較的に解きやすい印象でした。しかし難しい問題もあるため注意が必要です。特に下記の点に気を付けましょう。
◆「かぜ薬」は3問ありました。(例年2・3問)
受験者が苦手とする成分の一覧表より考えさせる問題もありましたが、落ち着いて解けば十分正解を導き出せます。
◆「胃腸薬」は4・5問(例年通り)とほかの地域と比べるとやや少ないです。
◆「アレルギー用薬」「鼻炎用点鼻薬」「眼科用薬」は5問(例年4・5問)あり、ほかの地域と比べて出題が多いです。
◆「外皮用薬」」については、範囲は広いですが出題は2問でした。(例年2〜4問)
◆「生薬・漢方薬」については11問あり、ほかの地域も出題数が増えています。(前年度は6問)
一見難しそうに感じる出題も良く読めば易しい内容のため、気持ちを落ち着けて解く必要があります。特に下記の点に気を付けましょう。
◆参考書通りの順番で出題がされないため、問題が解きにくく感じる方も多いです。(例年は参考書通りの出題)
◆「薬機法第1条」に関する問題はほかの地域ではよく出題されるため、穴埋め形式や文章など、どの形式で問われても対応できるようにしておきましょう。
◆近年「濫用医薬品」についての内容が全国的に難易度が難しくなってきています。
全範囲を満遍なく学習をする必要があります。基本的な内容を問われますが、読解力も必要なため文章を読むのが苦手な方は過去問練習をしっかりと行いましょう。
◆「使用上の注意(成分名)」は4問とほかの地域と比べて出題が少ないです。(例年少ないが増加傾向)
◆「医薬品の適正使用」に関する登録販売者としての実践的な内容が出題されました。医療系の資格試験ではトレンドな内容のため、今後このような内容の出題が増えてきます。
登録販売者についてもっと詳しく知りたい方のために、目的別に記事を紹介します。
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埼玉県生まれ。
日本統合医療学園 教務部長
東京医療秘書福祉専門学校 講師
大宮医療秘書専門学校 講師
日本ウェルネス保育専門学校 講師
三幸医療カレッジ 講師
保有資格
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