「実務経験がない30代でも介護職へ転職できる?」
「30代未経験で介護職に就くために必要な資格はある?」
このような介護職への転職に関する悩みや不安を抱えていませんか?
この記事では、介護職が未経験の30代に向けて、就職活動のためのアドバイスを提供しています。
最後まで読むことで、介護業界の実態を知ることができ、転職に限らず将来的なキャリア形成についても知識を深堀りできるでしょう。
また、転職に有利な資格や勉強法も紹介しているので、最短距離で介護転職するために有効活用してください。
介護業界の実態と転職事情について解説します。
・ 介護業界は常に人手不足で転職が比較的簡単
・ 介護現場での男女の割合は?
・ 30代福祉業界未経験で介護職に転職できる?
・ 30代後半で介護職に転職できる?
介護業界は他業界と比較して人材獲得競争が厳しく、多くの事業所で人手不足が続いています。
ただ、公益財団常人 介護労働安定センターの調査によると、離職率は年々低下傾向にあり、令和元年10月1日〜令和2年9月30日は14.9%と過去最低を記録しました。
介護業界の離職率低下の理由として、2012年から開始された「介護職員処遇改善加算」による職員の報酬増加が考えられます。
※出典:公益財団常人 介護労働安定センター|令和2年度「介護労働実態調査」結果の概要について
介護業界は恒常的な人材不足の影響により、需要が高い状況が続いています。介護職員の平均年齢も45.9歳と高く、30代からの転職も比較的容易です。
また、30代から介護職の実績を積むことで、実務経験が必要な介護士やケアマネージャーへのキャリアアップもできます。
※出典:公益財団法人介護労働安定センター「平成30年度介護労働実態調査」(2020年8月4日)
厚生労働省の調査結果によると、介護業界で働く男女の割合は、女性の比率が圧倒的に高いことがわかります。
【介護業界の男女別就業形】
■介護職員(男性)
正規職員/32.6%
非正規職員/14.0%
■介護職員(女性)
正規職員/67.4%
非正規職員/86.0%
■訪問介護員(男性)
正規職員/23.7%
非正規職員/4.1%
■訪問介護員(女性)
正規職員/76.3%
非正規職員/95.9%
※出典:厚生労働省|介護労働の状況
介護業界は長年売り手市場が続いているため、30代未経験でも転職しやすい傾向にあります。
また、介護職員の平均年齢は他業種よりも高く、30代は年齢的にも有利です。
ただ、求人に応募すれば誰でも採用が決まるわけではありません。どんなに人材不足でも、介護職の適正が認められない場合は不採用となります。
【介護業界で求められる人材】
・ ほかの職員と意思疎通ができるコミュニケーション能力が高い人
・ 介護福祉士などの有資格者(無資格でも問題ない資格保有者が優遇される)
・ 向上心が高く自主的にスキルアップできる人
・ 夜勤や長期勤務が可能な人 など
介護業界で働く職員の平均年齢は45.9歳と他業界よりも高く、30代後半から転職を検討しても遅くないでしょう。
ただし、未経験から実務経験が必要となるケアマネージャーなどを目指す場合は、早めに転職することをおすすめします。
※ケアマネージャーは未経験の場合、最低8年の実務経験が必要
介護職の仕事内容について解説します。
・ 食事・入浴・口腔ケア・排泄などの介助
・ 掃除・選択・買い物などの家事全般
・ 移乗介助・就寝介助
・ レクリエーションの参加
・ 利用者の介護記録作成
食事や入浴などの「身体的介助」は、介護職員の代表的な仕事です。身体介助の詳細は以下をご参照ください。
・ 食事介助/自力で食事が難しい人のサポート、栄養管理、食事時間の管理 など
・ 入浴介助/一般浴・リフト浴・機械浴のサポート など
・ 排泄介助/おむつ交換、トイレへの誘導、ポータブルトイレの洗浄 など
・ 口腔ケア/食後の歯磨き、義歯の洗浄 など
掃除・洗濯・買い物など、利用者さんの体に直接触れない「生活援助」も介護職員の仕事です。
ホームヘルパーが利用者さんの自宅を訪問し、その日の要望に合わせて日常生活の援助をおこないます。
移乗介助とは、ベッドから車椅子、車椅子からトイレの便座などへ利用者さんを移動させるためのサポートです。
一方、就寝介助とは就寝前の歯磨きや着替え、トイレ介助、服薬などを指します。
いずれも日常生活では欠かせない動作のため、お互いの安全性を考慮しながら精神的・肉体的負担を減らす工夫が必要です。
老人ホームやデイサービスでは、利用者さんのためのレクリエーションが設けられており、介護職員も一緒に参加します。
レクリエーションには体や頭、指先などを使うメニューがあり、利用者さんの身体機能や生活の質を上げる目的があります。
・ 体を使うレクリエーション/ラジオ体操、お手玉、輪投げ、ボール運び、カラオケ など
・ 頭を使うレクリエーション/オセロ、なぞなぞ、クロスワードパズル、しりとり など
・ 指先を使うレクリエーション/折り紙、手芸、お菓子作り、書道、生花、塗り絵 など
介護記録とは、利用者さんの体調やその日の様子、利用した介護サービスを記録するための業務です。
介護サービスの内容を記録することが介護保険法によって義務づけられています。
【介護記録の目的】
・ 介護・医療チームとの情報共有
・ ケアプランへの反映・作成
・ 介護職員の知識・技術力向上
・ 介護職員を法的に保護するための証拠
実務経験なしの30代が介護職へ転職する4つのメリットをご紹介します。
・ 需要が高く仕事に困らない
・ 働きながら介護職の資格が取れる
・ 時短勤務など自分の生活状況に合わせて勤務時間を調節できる
・ 介護福祉士やケアマネジャーにキャリアアップできる
・ 30代未経験者が介護職へ転職する3つのデメリット
・ 肉体的・精神的な負担が大きい
・ 職場の人間関係に苦労することが多い
・ ポジションによって収入面に不満が出ることがある
人手不足の影響から介護職員の需要は高く、仕事に困らない状況が続いています。
厚生労働省が発表した一般職業紹介状況によると、2021年の介護サービス業の有効求人倍率は3.6倍と高水準です。
他業種では30歳を超えると年齢的なハードルが上がることから、就職や転職が難しくなるのが現実です。
一方、介護業界では30歳でも若手の部類になり、60歳を超えてから介護職に就く人も見られます。
出典:厚生労働省|一般職業紹介状況(職業安定業務統計)
働きながら介護資格が取れることも介護職の魅力です。
事業所によっては、資格取得支援をおこなっていることもあるため、無資格の状態でも実質負担なく介護資格が持てます。
資格取得支援は事業所によって条件が異なるため、転職活動中に問い合わせておくとよいでしょう。
介護職は稼働時間の調節がしやすく、自身のライフスタイルや健康上の課題(持病や体力の問題)などに合わせた働き方ができます。
特に育児中の主婦や中高年の女性に人気で、時短勤務に限らず月・水・金の週3回など、曜日を決めて働くことも可能です。
介護職は、キャリアアップしやすい職業として知られています。なぜなら、働く年数によって資格取得の受験資格が付与されるためです。
【未経験から資格取得を目指す場合の実務経験】
・ 介護福祉士/介護職員3年
・ ケアマネージャー/8年(介護職員3年+介護福祉士5年の経験が必要)
介護資格には公的資格と国家資格があり、全国どの事業所でも活用できます。
介護職未経験からケアマネージャーを目指す場合、最低8年の勤続年数が必要になりますが、30代であれば年齢的に十分可能性はあるでしょう。
また、資格を取得することで、手当の受給やほかの介護職にキャリアチェンジすることも可能です。
【介護職のキャリアパス】
・ 社会福祉士
・ ソーシャルワーカー
・ 生活相談員 など
実務経験なしの30代が介護職へ転職する3つのデメリットをご紹介します。
・ 肉体的・精神的な負担が大きい
・ 職場の人間関係に苦労することが多い
・ ポジションによって収入面に不満が出ることがある
介護施設や訪問介護では体を使う業務が多いのが現状です。
・ 利用者さんの体を支えて移動や移乗介助をおこなう
・ 職員の人数が少ないとひとりあたりの業務量が増加する
・ 夜勤や残業が多くなると生活のリズムを崩しやすい
また、認知症を患った人の対応や職員との連携、利用者さんの家族との接触など、精神的に負担がかかりやすい職種でもあります。
特に利用者さん本人や家族からの暴言や理不尽なクレームが生じた際は、ほかのスタッフに助言を依頼するなど適切な対応が必要です。
介護職の離職理由で最も多いのが職場の人間関係です。
介護職は、ポジションや勤続年数によって低収入になるデメリットがあります。
介護業界は、2000年に介護保険制度が開始して以来、急速に需要が広まった業界です。他業界からの転職者や、パートなどの非正規雇用者が多く、勤続年数が短い人が多いといわれています。
介護職は、勤続年数や雇用形態によって給与が左右されます。
給与アップにつなげるためには、長く働いて勤続年数を延ばすか、昇進によるポジション変更を検討する必要があるでしょう。
介護職に向いている人の3つの特徴について解説します。
・ 献身的で高齢者に寄り添った受け答えができる人
・ 観察・推察力に長けている人
・ コミュニケーション能力があり協調性がある人
献身的に高齢者に寄り添い、柔和な対話ができる人は介護職に向いているでしょう。
介護サービスや施設を利用する多くの人は、自立生活が難しいのが現状です。
利用者さんのなかには認知症を患っている人も多く、健全な対話や行動が成り立たないことも少なくありません。
このことから、介護現場では利用者さんの状況を把握し、一人ひとりに合ったきめ細かな対応ができる人が求められています。
人や周囲の状況をよく観察できる人は、介護職に向いています。
なぜなら、介護サービスや施設を利用する高齢者は、健康状態や行動が日によって変わりやすく、臨機応変な支援が求められるからです。
例えば利用者さんの健康状態が昨日よりもすぐれない場合は、即時に看護師や医師に連携して命を守る適切な措置を取ることができます。
このほか「この人は話を聞いてあげると安心する」といったその人に相応しい対応ができるようになり、利用者さんのストレスを減らすことができます。
人との関わり合いが好きでコミュニケーション能力に長けている人は、介護職に向いているでしょう。
介護現場では、利用者さんやその家族、介護職員、看護師、ケアマネ、生活相談員など、さまざまな人と接触する機会があります。
職員同士との連携は、利用者さんに安心して生活を送ってもらうために欠かせません。
利用者さんの体調や介護・看護サービスに関する要望、生活上の困りごとなど、こまめに情報共有ができる協調性のある人が介護現場で求められています。
介護職に向いていない人の3つの特徴を紹介します。
・ 体力やメンタルに自信がない人
・ 潔癖で汚れや臭いに敏感な人
・ 自分本位で人に寄り添うことが苦手な人
介護職の仕事は、利用者さんの身体的介助や対話、職員との連携が求められ、肉体的・精神的な負担がかかります。
虚弱体質な人や、打たれ弱い人は介護職員として働くのが厳しいでしょう。
介護職の現場は、利用者さんのおむつ替えやトイレ介助、食事介助などで臭いや汚れが生じやすい環境です。
過度のキレイ好きで少しの臭いや汚れにも敏感に反応する人は、介護職員として働くのは難しいでしょう。
介護現場では、利用者さんに限らず介護スタッフや医師、看護師、ケアマネージャーなど、さまざまな人との接触・連携があります。
自分以外の立ち位置の人に合わせながら業務を遂行するため、独断で仕事を進めるわけにはいきません。
ただ、介護現場での課題やトラブルはほかのスタッフに相談することも可能です。
自身のマイナス面をカバーする心意気があれば、介護職員として働くことは不可能ではないでしょう。
介護職の実務経験がない30代におすすめの資格についてご紹介します。
・ 介護職員初任者研修
・ 介護福祉士実務者研修
・ 普通運転免許
「介護 主婦」の「介護職員初任者研修とは?」から引用
▼引用部分
介護職員初任者研修とは、介護の基礎知識や技術を習得するための資格です。
介護職員初任者研修を習得することで、訪問介護にも従事でき、仕事の幅が広がります。
また、資格取得が必須の事業所もあるため、これから介護職員を目指す人は検討してみましょう。
「実務者研修とは?資格取得方法と合格率などを紹介」から引用
▼引用部分
介護福祉士実務者研修は、質の高い介護サービスを安定的に提供していくことを目標に、基本的な介護提供能力の修得を目的とした資格です。
また、介護福祉士国家試験の受験資格は、2017年より「実務者研修の受講・修了」が義務付けがされたので、実務者研修は介護福祉士資格を目指すうえで必須の資格となっています。
実務者研修は、かつての「ホームヘルパー1級」と「介護職員基礎研修」を一本化した後継資格として位置づけられていますが、それだけではありません。
研修は、2年以上の養成課程を持つ「介護福祉士」養成校の到達目標と同等の水準で行います。さらには今後の制度改正や新たな課題・技術・知見を自ら把握できる能力も期待されています。
介護職員は、通勤や訪問介護、利用者さんの送迎などで車の免許(普通自動車第一種免許)が必要になります。
運転免許を所有していない、またはペーパードライバーの人は、介護職に就く前に免許の取得や運転技術を磨いておきましょう。
介護資格を取るための勉強法についてご紹介します。
・ スクールで介護資格の勉強をする
・ ハローワークで受講する
・ 就職先で資格取得の勉強をさせてもらう
初任者研修や介護福祉士実務者研修などの介護資格は、スクール受講で資格取得を目指すのが一般的です。
介護資格は基礎知識の習得のほか、実技講習を受ける必要があります。
ハローワークでは、公的訓練である「ハロートレーニング」にて、以下の介護資格を取得できます。
・ 初任者研修/受講期間は3ヶ月
・ 介護福祉士実務者研修/受講期間は約6ヶ月
・ 介護福祉士/受講期間は約2年
ハロートレーニングには「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の2種類があり、いずれも介護資格講座が設けられています。
・ 公共職業訓練/雇用保険が受給できる離職者・学卒者・在職者が対象
・ 求職者支援訓練/雇用保険が受給できない離職者(無職の人)が対象
求職者支援訓練は、以下の条件を満たす人が受けられます。また、職業訓練受講給付金の対象となる場合、月10万円の職業訓練受講手当や通所手当などの受給が可能です。
【求職者支援制度が受けられる条件】
・ ハローワークで求職している
・ 雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でない
・ 労働意欲と能力が認められる
・ 職業訓練などのサポートが必要とハローワークが認識している
勤務先によっては、介護資格取得のための実習を事業所負担で受けられることがあります。
希望する事業所の求人票に「資格取得支援制度あり」などの記載がないか、調べてみてみましょう。
介護職へ転職する流れについて解説します。
・ 1. 資格取得など介護の基礎知識を勉強する
・ 2. 気になる事業所の情報を集める
・ 3. 希望条件を分析して応募する
・ 4. 事業所へ下見・見学に行く
・ 5. 応募・面接する
資格取得など介護職に関する勉強は、通学講座+スクーリング、またはスクールへの通学で進めるのが一般的です。
受講先(スクール)は、以下のポイントを参考に探してみてください。
・ 受講時間や曜日が選びやすく、忙しくても学習しやすい
・ 駅の近くなどアクセスしやすい場所に教室がある
・ 就職や転職支援などサポート体制が強化されている
・ スクールの実績や信頼性が高い
「介護 主婦」の「求人情報を探す」から引用
▼引用部分
介護職員の求人は、情報冊子やチラシ、新聞など、さまざまな媒体で見つけられます。
特におすすめなのが「求人サイト」です。パソコンやスマートフォンから気軽にアクセスできるので、空いた時間を利用して情報検索してみましょう。
気になる事業所や介護職の求人情報を集めたら、給料や待遇、稼働時間など希望条件を細かく分析してみましょう。
今の生活状況で1日何時間働けそうか、世帯収入にどのくらいの金額を上乗せしたいかなど、紙に書き出してみてください。
また、介護資格を希望する場合は、資格取得支援制度が導入されているかもチェックします。
「介護 主婦」の「介護職員として体験入社できる?」から引用
▼引用部分
介護事業所によっては、見学や体験入社が可能です。
求人情報に「見学OK」「体験入社ができます」などの項目を見かけたら、事前に施設へ下見をしてみましょう。
あらかじめ施設の様子や仕事風景を確認しておくことで、イメージと現実のギャップを小さくできます。
働きたい事業所が決まったら、応募して面接の日程を決めましょう。
大手求人・転職サイトや転職エージェントを利用している場合は、オンラインから応募し、相手からの返答を待ちます。
事業所側から連絡が来たら、服装を整えて面接に挑みましょう。なお、面接時の服装は「面接時は清楚な服装を心掛ける」をご参照ください。
介護職未経験の30代が転職活動で成功するためのコツをご紹介します。
・ 面接時は清楚な服装を心掛ける
・ 仕事の意欲や熱意が感じられる志望動機を伝える
・ 応募した事業所の特徴について事前に調査しておく
就職面接時の服装選びのポイントを、部位ごとにまとめました。以下の内容は「カジュアルな服装」と指定された際に参考にしてみてください。
■トップス
・ ジャケットは紺や黒などの暗めの色をベースとしたシンプルなデザイン選ぶ
・ 冬場はシックなカラーのトレンチコートやチェスターコートなどを選ぶ
■シャツ
・ 光沢のない素材で無地のものがおすすめ
・ 女性はパステルカラーでもOK
・ 女性の場合、ブラウスを代用するのもおすすめ
■ボトムス
・ 黒やグレー、紺などのシックなデザインを選ぶ
・ ジーパンや派出なデザインのボトムスは避ける
・ 女性の場合、スカートを活用する際はストッキングを履く
■カバン
・ シンプルなデザインで機能性の高いもの
・ 最低A4サイズの書類が収納できる大きさ
■髪型・メイクなど
・ 整髪料のつけすぎや派手なカラーリングは避ける
・ 長い髪はひとつにまとめる
・ 男性は髭を剃る
・ 女性はナチュラルメイクを意識する
■靴
・ 男性は紐つきの黒またはダークブラウンの革靴
・ 女性はヒールが低めのパンプスがおすすめ
・ スニーカーやブーツ、派手なデザインの靴は避ける
面接時には、以下の内容を参考に仕事の意欲や熱意が伝わる志望動機を考えてみましょう。
・ なぜ介護職を選んだのか志望動機を具体的に説明する
・ 「人の役に立ちたい」など説得力に乏しい表現は避ける
・ 施設や介護職(ポジション)の特徴に合わせた志望動機を考える
・ 介護業界で必須とされる人間性や協調性もアピールする
・ 未経験者は「なぜ介護職を選んだのか」を志望動機に考えるとよい
応募先はどのような特徴を持っているのか事前に調査しておくことで、介護施設や職業に合った志望動機を面接時に伝えることができます。
介護施設は多種多様で、それぞれ異なる特徴を持っています。
例えば、通所施設であるデイサービス、要介護3以上の高齢者が利用する特別養護老人ホーム、在宅で介助をおこなう訪問介護などです。
また、どのような人と関わり、どのような仕事を担当するのか、自分が希望する職業についても理解しておきましょう。
勤務先や希望職の知識を深め、面接時の志望動機として取り入れることで、相手が求める人物像とのズレが少なくなります。
30代介護職未経験者から寄せられる質問について回答します。
・ 介護職に就くと食いっぱぐれないって本当?
・ 35歳・37歳と40歳近くになっても介護職に転職できる?
・ 30代から介護職未経験でもケアマネや介護士を目指せる?
・ 30代のフリーターとして介護職に就ける?
・ 30代の男性も介護職に転職しやすい?
介護職は需要の高い売り手市場で、就職すると体力が続く限り生活に困らないでしょう。実際に60歳以上の採用率は一定数あり、長く働き続けている人は少なくありません。
特に資格保有者は手当の受給など給与面でも優遇されやすいメリットがあります。
また、介護資格は公的または国家資格となり全国で通用するため、転職にも有利です。
40歳近くで介護職に転職することは可能です。
実際に40歳を過ぎてから転職した人は多く、介護資格を取得して介護福祉士やケアマネージャーになるケースも珍しくありません。
他業種と異なり、年齢を重ねても採用率が高く、長く働き続けられるのが介護職の魅力です。
30代から初めて介護職についても、ケアマネや介護士としてキャリアアップができます。
詳細は「介護福祉士やケアマネージャーにキャリアアップできる」をご覧ください。
30代の人がフリーターとして介護職に就くことは十分可能です。
なぜなら、介護業界は自分のライフスタイルに合った自由な働き方をしやすい特徴があるためです。
また、フリーターから正社員として介護職に就くこともできます。
介護職員として正規雇用されると、収入が安定するだけでなく、介護福祉士やケアマネージャーなどのキャリア形成も可能です。
30代の男性も介護職への転職は比較的容易でしょう。
近年は「同性介護」が重視されるようになり、男性の利用者さんを男性職員が介助するケースが多くなりました。
このことから、今後も女性だけでなく男性の人材を求める事業所が増加すると考えられます。
30代から初めて介護職を目指すなら、介護資格の取得をおすすめします。
なぜなら介護資格を取得することで、手当の受給や将来的なキャリア形成ができるためです。
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