介護の求人は、正社員とパートでどう違うのでしょうか?仕事内容や給料、金形態の違いについて、実際の求人例を参考にしながら解説していきます。
こちらは、東京都にある同じサービス付き高齢者向け施設の正社員とパートの求人です。 この求人をもとにこれから正社員とパートの違いをご紹介していきます。
要項 | 正社員 | パート |
---|---|---|
仕事内容 | 高齢者専用住宅での介護業務全般 主に、排泄介助、入浴介助、食事 |
高齢者専用住宅での介護業務全般 主に、排泄介助、入浴介助、食事 |
給与 | 月収:230,000円〜 ※夜勤4回分、処遇改善手当を含む月収例となります。 |
時給:1,050円〜1,500円 |
勤務時間 | 3交代シフト制 09:00〜18:00 13:00〜22:00 21:30〜翌09:30 ※休憩時間60分 |
06:00〜21:00 ※休憩時間60分 上記時間の間から3時間以上勤務可能な方(時間相談可) |
休日・休暇 | ・シフト勤務(週休2日制) ・夏季休暇3日 ・冬期休暇2日 ・育児休暇 ・有給取得促進 |
・シフト勤務 ※勤務日数は週3日から応相談、WワークOK! ・有給休暇(法定通り付与) |
応募資格 | 介護初任者研修(旧ヘルパー2級)以上の有資格者 | 介護初任者研修(旧ヘルパー2級)以上の有資格者 ※無資格者も相談可能 |
待遇 |
・賞与あり(年2回:7月・12月) ・退職金制度あり ・社会保険完備 ・交通費規定支給 ・社内研修制度あり ・制服貸与あり ・育児休暇あり ・有給促進制度あり ・予防接種全額補助 |
・社会保険完備(労働時間による) ・制服貸与あり ・交通費規定支給 ・予防接種全額補助 ・社員登用あり |
求人の段階では、正社員でもパートでもそれほど違いはありません。利用者さんの食事、入浴、排せつのサポートなどの身体介護や、施設の受付、掃除などの作業が主な仕事になります。
しかし、正社員の場合は慣れてきたら利用者さんのデータ管理やスタッフのシフト作成などの事務作業を任されるようになってきます。さらに長年勤めると介護リーダーやユニットリーダーなどの管理職を任され、仕事の責任が増していきます。
仕事の責任感やスタッフをまとめなきゃいけないという重圧でストレスを感じる方もいますが、その分給料もアップするので生活が安定したという声もあります。
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資料請求で簡単エントリー!正社員は基本的に、シフトに従ってフルタイムで出勤しなくてはなりません。例に挙げたような入居型の施設では夜勤もあり、2〜3交代制でシフトを組むので、生活リズムが安定しないというデメリットがあります。
また、入居型の施設では年末年始や夏季休暇の時期にも施設を空けるわけにはいきませんので、年末年始や夏季休暇も2〜3日の休暇を交代でとることになり、長い連休を取ることは難しくなります。
日勤のみで生活リズムを安定させたいという方は訪問サービスや通所型の介護施設を選びましょう。詳しくは『日勤のみの介護福祉士求人を探すコツは?日勤のみの施設やメリット・デメリットも紹介!』のページをご覧ください。
一方でパートの場合はライフスタイルに合わせてシフトを組むことができます。 多くの施設では週2〜3回出勤、1日4〜6時間勤務で募集していますので、子育て集の主婦の方や、自分の時間を大事にしたい方などでも働くことができます。
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資料請求で簡単エントリー!令和2年度の介護従事者処遇等調査結果によると、 介護職の平均月収は21.8万円とのことです。これは処遇手当や夜勤手当も含めた金額です。
パート・アルバイトの平均時給が1050円とのことですので、パートの方がフルタイムで働いたとしても正社員のほうが月収が高くなる計算になります。
さらに正社員には夏と冬にボーナスが支給されます。ボーナスは夏冬合わせて給料の3〜4ヶ月分が支給されますので、これと合わせて正社員の年収は平均350万円ほどだといわれています。
家庭の都合に合わせなくてはならない、自分のライフスタイルに合わせて働きたいなど、様々な理由で正社員ではなくパート・アルバイトで働きたい方がいると思います。
パートで働くには給料面が不安という方は是非、資格取得を目指してみてください。
介護系資格を持っていると、大抵の施設や事業所では「資格手当」が着きます。資格手当は初任者研修を持っていると2000〜5000円、実務者研修で5000〜8000円、介護福祉士では1万円〜1.5万円ほどが一般的です。
また、有資格者であれば、転職する際にも好条件で採用されやすくなります。いまの勤務先の給料が安いと感じたら、資格を取ってもっと良い条件で別の勤務先へ転職するという選択肢も視野に入れて検討してみましょう。
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資料請求で簡単エントリー!求人例のように、社会保険や交通費は正社員・パートともに完備している職場が多いです。ただし、パートの場合は一定の勤務時間や勤務日数を満たさない場合は適用されないことがありますので、事前に確認が必要です。
また、退職金や育児休暇などは基本、正社員にしか適用されません。そのため、長期的に安定して働きたい場合は正社員のほうがおすすめです。
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資料請求で簡単エントリー!介護職のキャリアの最高峰である介護福祉士ですが、こちらもパートで働くことはできます。
他のパートの介護職との違いをご紹介します。
介護職全体の平均時給が1050円であるのに対し、介護福祉士の時給は1200〜1300ほどと、他のパートに比べると高めに設定されています。
パートでも高い収入を得たいという方は介護福祉士の資格を取ることをおすすめします。
介護業界は非正規スタッフが多く、訪問介護では6割が非正規スタッフであると言われています。
そんな中にあって介護福祉士は、正社員のほうが多く約6〜7割が正社員として働いています。これは、パートとして無資格・未経験で介護業界に入ってきた人が、経験を積み資格を取って正社員へ登用されるというパターンが多いからだと考えられています。
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介護福祉士の講座を資料請求(無料)介護に関する相談業務を請け負うケアマネジャーですが、こちらもパートで働くことはできます。
他のパートの介護職との違いをご紹介します。
上でも触れたように、介護職全体の平均時給が1050円であるのに対し、介護福祉士の時給は1200〜1300ほどと、他のパートに比べると高めに設定されていますが、ケアマネジャーはさらに高く平均1380円ほどです。
これはケアマネジャーの資格を取るまでのハードルが高く、需要が高いことを表しています。
ケアマネジャーは利用者さんのお宅を訪問したり、急な対応を迫られたりと、タイトなスケジュール調整が必要な職業です。そのため週3日程度の出勤ではスケジュール調整が難しい場合があり、採用に影響することがあります。
また、パートタイムの場合、人員配置基準として認められない場合があるため、人員配置基準を満たすためにケアマネジャーを募集している施設では雇ってもらえない可能性もあります。
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