実務者研修は通信のみで修了できる？通信講座のメリット・デメリットも解説

働きながら実務者研修を取得したい方におすすめなのが、通信講座です。通信講座は、隙間時間を活用しつつ学習でき、費用も通学と比べ安い傾向にあります。

当ページでわかること

• 実務者研修は通信のみで修了できる？
• 通信講座のメリット・デメリット
• スクール選びのポイント

また、当ページでは、通信講座を開講しているおすすめスクールの資料請求ができます。資料は、無料・2分程度で請求可能です。

費用が安くなる期間限定のキャンペーン情報なども載っているので、ぜひこの機会にご活用ください。

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実務者研修は通信講座のみで修了できる？

• 一部の科目は通学での受講が必須
• スクーリングの日数や日程はどれくらい？保有資格ごとのカリキュラムを紹介

一部の科目は通学での受講が必須

実務者研修のカリキュラム内容は、厚生労働省により基準が定められており、どのスクールでも同じ内容（カリキュラム）となっています。実務者研修の受講科目のほとんどを通信学習で受講することができますが、「介護課程V」「医療的ケア（演習）」は通学での受講が必須となっています。

では、通学は何日程度必要なのか、次で確認していきましょう。

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スクーリングの日数や日程はどれくらい？保有資格ごとのカリキュラムを紹介

通学による学習時間は、最低でも『介護課程V』の45時間＋『医療的ケア（演習）』の時間になります。尚、『医療的ケア（演習）』については受講時間数の規定はなく、受講スクールによって異なってきます。

そこで具体例として、ニチイ通信講座の受講科目と時間数について、『自宅学習』『通学』に分けて一覧をまとめてみました。

無資格者の方がニチイの通信講座を受講した場合、通学による受講時間は『合計で61時間（約8日程度の通学）となります。

関連記事：『実務者研修の学習内容・カリキュラムと受講期間』で科目別の内容や資格別の受講時間免除などを詳しく紹介しています。

通信講座のメリット・デメリットは？

通信講座での通学は、約8日程度と少なく済みます。働きながら実務者研修を取得したい方に、通信講座は特におすすめです。

こちらでは、通信講座のメリット2つ・デメリット1つを紹介します。

• メリット1：働きながら資格取得しやすい
• メリット2：通学と比べ通信は受講費用が安い
• デメリット：自分で自宅学習を進める必要がある

通信講座のメリット1：働きながら実務者研修を取得しやすい

実務者研修を受講検討されている方は、既に介護施設や事業者などで介護現場でお仕事をされている方が多いのではないでしょうか。そんな方にとっては、忙しい合間で有効的に学習できたらうれしいですよね。

通信講座は、介護現場で働いている方にとって自分のペースで学べる、時間を有効的に活用して学べるため、安心してカリキュラムを受講することが可能です。

注意点としては、レポートによる課題提出があり、提出期限が決められています。期日内にきちんと提出を忘れないように、学習ペースを考えながら進めることが重要ですね。

働きながら実務者研修を取得する方法については下記のページで詳しく解説していますので、参考にしてください。
関連記事：『実務者研修を働きながら取得はできる！期間や受講方法を解説』

通信講座のメリット2：通学と比べ通信は受講費用が安い

通信講座のメリット2つめは、通学と比べ費用が安い点。通学主体の講座の方が、通信講座よりも以下の理由でコストがかかる傾向にあります。

通学主体の講座の方がコストがかかるため、通信講座よりも受講費用が高くなる傾向にあります。できるだけ安い費用で実務者研修を取得したい方は、通信講座がおすすめです。

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通信講座のデメリット：自分で自宅学習を進める必要がある

通信講座では基本的に自己管理で勉強を進めることになるので、継続的に自宅学習を行う強い意志と忍耐力を持って取り組まなければなりません。時間に流され勉強が進まない、ということも起こり得ます。カリキュラムを修了できるかどうかは、自分次第なところがあります。

モチベーションを維持するためにも、受講前からライフスタイルに勉強時間を取り入れたスケジュールをイメージしておくと取り組みやすいでしょう。

働きながらなら通信講座がおすすめ！スクール選びのポイント

通信講座は、費用が比較的安く、隙間時間を活用しながら学習を進められるため、働きながら資格取得したい方に特におすすめの方法です。

通信講座を受講する場合、スクールを選ばなければなりません。そこでこちらでは、スクール選びのポイントを紹介します。

• 通学・スクーリングしやすい立地か
• 開講コースはスケジュールに合うか
• 課題レポート提出方法・サポート体制は充実しているか
• 就職サポートはあるか
• タイミングによってはキャンペーン・割引を実施していることも

通学・スクーリングしやすい立地か

実務者研修は、通信講座を選択しても約8日程度通学しなければなりません。授業に出れない等があると実務者研修を修了できないので、通いやすい教室があるスクールを選びましょう。

また、急な予定や体調不良で通学できない可能性も想定し、無料で振替授業に対応してもらえるかも確認しておきましょう。

開講コースはスケジュールに合うか

スクールによって、通信講座の開講コースの豊富さが異なります。開講コースの一例は、以下の通り。

働きながら実務者研修を取得する方は土曜・日曜に開講しているスクールを選ぶなど、スケジュールに合わせてコースを選ぶことが重要です。開講コースは時期によっても変わるので、各スクールの最新資料で確認しましょう。

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課題レポート提出方法・サポート体制は充実しているか

実務者研修は、自宅学習の科目ごとに課題提出があり、提出方法や期限はスクールによって様々です。

課題には合格ライン（点数）が設けられており、合格点を得ることで科目履修認定されます。万が一、不合格となった場合に、サポートの充実したスクールでは、指定された期間内で再履修することができます。

課題に合格できないなどの万が一のことも考慮し、サポート体制の充実したスクールを選ぶと安心です。

就職サポートはあるか

実務者研修を取得する方は、就職や転職を検討している方も多いでしょう。そんな方のために、就職サポートを提供しているスクールもあります。就職サポートには、主に以下のようなものがあります。

介護業界大手のスクールでは、自社で運営している介護事業所を就職先として紹介してくれます。すでに就職したい会社が決まっている場合、その会社がスクール事業を展開していれば、そのスクールに通うのもおすすめです。

タイミングによってはキャンペーン・割引を実施していることも

スクールの受講費用を抑えたい方は、キャンペーン・割引を実施しているスクールに通うのもおすすめ。キャンペーン・割引には、以下のようなものがあります。

ただ、キャンペーンの実施はタイミングによります。毎月定期で実施されているものではないので、できるだけ安い費用で通信講座を受講したい方は、キャンペーン実施のタイミングで申し込むようにしましょう。

なお、スクールのキャンペーン情報は、資料に掲載されています。キャンペーンを利用したい方は、スクール最新資料で確認しましょう。

介護福祉士実務者研修に関する疑問

実務者研修に関する以下の疑問について回答します。

• 実務者研修は難しい？合格率・難易度は？
• 働きながら実務者研修は受講できる？
• 実務者研修の自宅学習は1日何時間必要？
• 実務者研修は最短何ヶ月で取得できる？
• 実務者研修の受講方法は？
• そもそも実務者研修は何をする？

実務者研修は難しい？合格率・難易度は？

実務者研修は、カリキュラム通りに受講していれば合格できるので難しくありません。
試験の設置も義務付けられていませんが、養成所によって修了試験の有無が異なります。修了試験の難易度も高くなく、合格率はほぼ100％と言われています。
まったく勉強していなかったり、講義を聞いていなかったりすると不合格になるので、注意しましょう。

働きながら実務者研修は受講できる？

実務者研修は、働きながらでも受講できます。
しかし、休日のほとんどが実務者研修に時間を取られるため、スケジュール管理が重要です。

実務者研修の自宅学習は1日何時間必要？

無資格で実務者研修を受講する場合、自宅学習にあてられた科目は約405時間分です。
そのため、1日あたり約2時間の自宅学習時間が必要です。

実務者研修は最短何ヶ月で取得できる？

実務者研修は無資格の場合、最短6ヶ月で取得できます。これは厚生労働省が定めている期間なので、短縮することはできません。

また、介護職員初任者研修を保有している場合、一部のカリキュラムが免除されるため約4ヶ月で実務者研修を取得できます。

実務者研修の受講方法は？

実務者研修の受講方法は、スクーリングと通信講座のどちらかを選べます。
自身のライフスタイルに合わせた受講方法を選んでください。

そもそも実務者研修は何をする？

実務者研修では、介護に関する座学や介護技術、医療的ケア演習を学び、より専門性の高い介護の知識を習得できます。

【都道府県別】介護福祉士実務者研修スクールを一覧で紹介！

こちらでは、都道府県別におすすめの介護福祉士実務者研修スクールを紹介しています。都道府県名をクリックすると、おすすめスクールを紹介しているページに移動します。

迷ったらここで比較！全国展開している実務者研修のおすすめ定番スクール

実務者研修を実施しているスクールの中でも、全国に教室を展開している定番スクールをご紹介します。「どのスクールを選んだらよいかわからない」という方は定番スクールから選ぶのがおすすめです！

実務者研修から介護福祉士国家試験を受けるまでの一般的なスケジュールは下記の画像を参照してください。夏以降に実務者研修をスタートする方は、翌年の受験も視野に入れるとよいでしょう。

※時期により開講していない場合もあります。最新のスケジュールは、パンフレットなどをご確認ください。

三幸福祉カレッジ

出典：https://www.sanko-fukushi.com/

「三幸福祉カレッジ」は、全国に展開している福祉教育の専門スクールです。地元の介護施設などと提携して、47都道府県に400ヵ所以上の教室を開いているので、自宅や勤務先から通学しやすい教室を選べます。

三幸福祉カレッジの実務者研修は、「自宅学習」と「通学講習」を組み合わせたカリキュラムです。通学は計7回なので、働きながら資格を取得したい方でも安心ですね。体調不良や仕事の都合などでやむを得ず欠席した場合も、無料で振替授業が受けられるなど、サポート制度も充実。

通いやすさを重視する方におすすめのスクールです。

資格の大原

出典：https://www.o-hara.jp/course/kaigo_fukushishi

「資格の大原」は、様々な資格講座を展開するスクールです。「本気になったら大原」のCMに聞き覚えのある方も多いのでしょう。

資格の大原の実務者研修は、通信（自宅）での学習を中心にスクーリングを組み合わせて受講を進めます。仕事と受講を両立しやすくするために、スクーリングは週1日・計6回に設定されています。スクーリング会場は全国の大原の校舎が対象になるので、お住まいの地域の主要駅からのアクセスも良好です。

資格スクール大手の安心感と利便性を重視したい方にぴったりのスクールと言えるでしょう。

資格の学校 ホットライン

出典：https://www.w-town.co.jp/

「資格の学校 ホットライン」は全国で介護資格講座や研修を開いているスクールです。大手スクールと比べると小規模ですが、その特性を活かして一人ひとりに内容の濃い研修をすることに視点を置き、実践力のある人材の育成を目指しています。

資格の学校 ホットラインの実務者研修はオンライン授業も導入されていますので、スクーリング以外は自宅で受講することができます。毎週決まった曜日に開催されるのでスケジュールも立てやすくて安心です。

実務者研修を通して実践力を身に着けたい方、講師からしっかりと指導を受けたい方におすすめのスクールです。

土屋ケアカレッジ

出典：https://tcy-carecollege.com/

土屋ケアカレッジは、「重度訪問介護」の支援ができるヘルパーをはじめ、未来の介護を担う人材の育成に力を入れている介護資格専門の教育研修機関です。全国に教室を展開しており、いずれも主要駅から徒歩圏内にあるなど通いやすさが魅力の一つです。

土屋ケアカレッジの実務者研修も「自宅学習」＋「通学講習」を組み合わせたカリキュラムです。自宅学習はテキストを利用し、自分のスケジュールに合わせて学ぶことができます。通学は最短7日間。受講できない日程がある場合も無料で振替受講できるので安心です。

働きながら資格を取得したい方、通いやすさを重視する方におすすめのスクールです。

未来ケアカレッジ

出典：https://www.miraicare.jp/

未来ケアカレッジは、未来の介護を担う人材の育成を目標とした教育をおこなう機関です。全国で80個以上の教室があり、地域に寄り添った教育体制が特徴となっています。また、専属コーディネーターがつくため、修了後も就職に困ることがありません。介護士として新しいキャリアを築きたい人には、おすすめのスクールです。

上記で紹介したスクールは、下記のリンクからからまとめて無料で資料請求も可能です。

監修者について

藤井  寿和 Hisakazu Fujii

静岡県西伊豆生まれ。
●合同会社福祉クリエーションジャパン 代表
●介護施設 現場支援コンサルタント
●一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会  公認講師
●介護情報誌「TOWN介護Tokyo」  編集長
●NPO 16歳の仕事塾  社会人講師
●株式会社 是眞  編集長

【保有資格】
●介護福祉士
●ホームヘルパー1級・2級
●レクリエーション介護士1級・2級
●社会福祉主事任用資格
●福祉用具専門相談員
●介護予防運動指導員
●音楽健康福祉士
●音楽レクリエーション指導士3級
●防火管理者
●大型自動車1種免許

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