精神保健福祉士試験 合格率・難易度はどのくらい?

【2025年最新】精神保健福祉士試験の合格率はどのくらい?難易度は?

更新日: 2025/03/04

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精神保健福祉士試験の合格率は、例年62%前後となっています。
一方で、精神保健福祉士試験は合格基準が決められています。
よって、合格率だけでは精神保健福祉士試験の難易度を判断しづらい面もあります。

ここでは、精神保健福祉士の試験合格率や難易度について触れていきます。
これから受験される方は、是非参考にしてみてください。

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精神保健福祉士試験の合格率は?

直近の精神保健福祉士国家試験では70.7%!

精神保健福祉士国家試験の合格率は、直近2025年(第27回)試験では70.7%でした。
例年の合格率は62%前後ですので、例年よりも8%程度高い合格率となりました。

以下で、過去実施された精神保健福祉士試験の合格率についてもまとめてみました。

▽精神保健福祉士国家試験 合格率の推移

試験実施時期 受験者数 合格者数 合格率
第27回(2025年) 6,642人 4,694人 70.7%
第26回(2024年) 6,978人 4,911人 70.4%
第25回(2023年) 7,024人 4,996人 71.1%
第24回(2022年) 6,502人 4,267人 65.6%
第23回(2021年) 6,165人 3,955人 64.2%
第22回(2020年) 6,633人 4,119人 62.1%
第21回(2019年) 6,779人 4,251人 62.7%
第20回(2018年) 6,992人 4,399人 62.9%
第19回(2017年) 7,174人 4,446人 62.0%
第18回(2016年) 7,173人 4,417人 61.6%
第17回(2015年) 7,183人 4,402人 61.3%

※参照元:公益財団法人「社会福祉振興・試験センター」

合格率の推移を見てみると、近年では62%を超える結果となっていて上昇傾向にあります。
さらに、2025年・2024年・2023年では70%超えと高い合格率です。
合格率だけをみると、難易度は低いように感じるかもしれません。
ただし、試験を受けられるのは大学や養成施設などの卒業生だけです。
見方によっては、専門機関で勉強しても40%は不合格になってしまう可能性は十分あるともいえるでしょう。
試験に向けた準備・対策をしっかりしておかないと、精神保健福祉士国家試験での合格は難しいでしょう。

精神保健福祉士国家試験には合格ライン(合格基準)がある!?

総得点の60%程度が基準!(ただし、問題の難易度で補正あり)

精神保健福祉士国家試験では『合格基準』が設けられていて、合格基準を満たさなければいけません。

直近第27回の試験に合格するには2つの条件を満たす必要があります。

▼精神保健福祉士国家試験 合格基準

  1. 【A】または【B】を満たす者
    ・【A】総得点132点に対し、得点70点以上(配点/1問1点)
    ・【B】試験科目の一部免除を受けた受験者の場合、総得点48点に対し、得点32点以上(配点/1問1点)
  2. 【A】の場合は「規定の9科目群」、【B】の場合は「規定の5科目群」、すべてにおいて得点があった者

過去に実施された精神保健福祉士国家試験の合格基準点について、まとめてみました。

▽精神保健福祉士国家試験 合格基準点の推移

試験実施時期 合格基準点 一部免除受験者の合格基準点
第27回(2025年) 70点 32点
第26回(2024年) 95点 44点
第25回(2023年) 95点 49点
第24回(2022年) 101点 47点
第23回(2021年) 94点 44点
第22回(2020年) 90点 40点
第21回(2019年) 87点 41点
第20回(2018年) 93点 42点
第19回(2017年) 91点 44点
第18回(2016年) 86点 42点
第17回(2015年) 91点 44点

※新カリキュラムの移行に伴い、第27回より試験出題数が変更されています。
第27回より132問(一部免除受験者は48問)、第26回まで163問(一部免除受験者は80問)。

合格基準点は『総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度によって補正される』とされています。
総得点132点の60%は79点ですので、第27回では大きく補正調整され、難易度が高かったことが読み取れます。

難易度により合格基準点は毎年変動しますが、総得点の60%にあたる点数は最低でも獲れるよう準備しておく必要があります。

精神保健福祉士国家試験で一発合格を目指すためのポイントは?

過去問を中心に、繰り返し解いて問題に慣れる!

精神保健福祉士国家試験で一発合格を目指すためには、過去問題やテキストで出てきた問題を繰り返し解く方法が大切なポイントです。
繰り返し解くことで、出題傾向にも慣れてくるでしょう。
慣れてくれば正解率も上がり、得点にもつながりやすくなるはずです。
その際、正解率が高い問題は確実に得点できるようにしておくと良いでしょう。

模擬試験などを受けて試験の雰囲気に慣れる!

精神保健福祉士国家試験に限らず試験を受ける際に案外重要なことは、試験の雰囲気に慣れることです。
とは言っても、本番の試験は年1回しかありません。
そこでおすすめなのは、資格取得するクールなどで実施されている精神保健福祉士国家試験の模擬試験を受けることです。
模擬試験を受けることで、本番さながらの試験時間配分、雰囲気などを体感できるでしょう。
それにより、本番も落ち着いて試験を受けることができるはずです。

確実に得点を獲れる分野・問題を増やす!

精神保健福祉士国家試験では、紹介した通り合格基準点が決められています。
そのため、無理して満点や高得点を狙いにいく必要は無いといえるでしょう。
毎年合格基準点の誤差はありますが、総得点の60%程度の点数を確実に獲れるよう勉強を進めてみてはいかがでしょうか。
正解率が高い分野の問題を増やすことで、精神保健福祉士国家試験での合格に近づくはずです。

これから精神保健福祉士国家試験を受けようと考えている方は

まずは、精神保健福祉士国家試験の受験資格を満たす必要があり!

精神保健福祉士国家試験をこれから受験しようと考えている方は、まずはじめに受験資格を満たす必要があります。
基本的に福祉系大学・短大卒業が主な受験となっていますが、一般大学・短大卒の方でも追加の必要条件を満たせば受験可能です。
詳しくは『精神保健福祉士国家試験の受験資格を得るにはどうすれば良いの?』で紹介していますので、参考にしてみてください。
尚、精神保健福祉士の資格取得を目指せ津通信制大学もあります。
社会人の方は検討されてみるのもよいでしょう。

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